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「ソラスタ渋谷」から方位300度で写真をとったら

更新日:2020年2月15日


関東平野がみえたよね。

(我が故郷は関東平野の裾野です)

これは渋谷の南平台にこの春オープンしたオフィスビル「ソラスタ(SOLASTA)」21階のスカイラウンジから、iPadで撮影してつないだものです。

手前の痩せたスポンジボブみたいなのがマークシティ。

真ん中、LOTRに出てきそうな黒い塔、セルリアンタワー。

その奥、夫婦みたいな2つ。ヒカリエ夫、窓枠が幾何学的なのが妻。(実名称不明)

妻とLOTRの間に針が一本、東京タワー。

スポンジボブから左の地平線に新宿。

やはり関東平野は人々が行き来しやすく、海があって温暖な気候だからこそ東京ができたのよねと、時の流れを想像してしみじみする眺めでした。

この機会に恵まれたのは、友人でもあり講師仲間でもあるアーティストの市川健治さんに、ソラスタビル内の4階段の壁アート制作依頼が来たことに始まりました。

ところが市川さんは8月末からUAEにて行われる展示の出展作品に追われており、下絵を制作してもらえないかと私に話がきて、先方がそれでいいならやりましょうということになって実現しました。

プロデューサー、クライアント、市川さん、私で初めての打ち合わせ用にラフアイデアが必要になり、4面あるから「渋谷の四季」でいこう、イイネちょうどイイネ、というノリであっさり方向性が決まりました。

ソラスタには企業テナントの他、シェアオフィスのフロアもあり、その小会議室での打ち合わせでしたが、このシェアオフィスがキレイで快適なこと。ゲストに開放されたwifiもブンブン飛んでます。ビルはオープンしていますが、フロアによっては内装工事中で、このシェアオフィスは朝10時には、ほどよく利用されていました。

まだ工事中のフロア

まだ工事中(2019.8)

シェアオフィス、共有部分

シェアオフィス、共有スペース

シェアオフィス、会議室が奥にズラッと

シェアオフィスにはアートやデザイン関連の本が沢山あったり、インスタ映えしまくりなスポットがあったのに、ぜんぜん撮れてませんでした。

その後、何度かメールベースでデザイン案のやりとりを行い、最終的には、枕草子「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて」が引用され、ソラスタからの空が織りなす四季で表現しようという素敵なアイデアになったのです。だって「ソラ」スタだもんね!そこでデザイン案のために急遽私のiPadで撮ったのが最初の画像です。

(その後、カメラマンに日の出と夕暮れと夜景を撮影してもらい、フォトショップで空を入れ替えたりエフェクトをかけて下絵デザインが完成、まだお見せできませんが。←いまここ2019.8.25) カメラマンのKoichiくん

21階にはスカイラウンジと名付けられたテナントが利用できるオープンな場所があり、パーティなども催せる感じでした。ウッドデッキと緑も美しく、夜にセミが鳴いてました。土の中に混じっていたのかな?道玄坂を昇りきった場所ですから、21階でも30階くらいの高さです。飛んでくるには高すぎませんか。

21階にはPrayers Room(礼拝室)があり、ダイバーシティだなって。古い街並みが消えるのは寂しいけれど、渋谷の再開発でこういった配慮がされていくのはいいですね。

リサーチ中、東急ホールディングスのサイトで「開発物語」的な映像をみて、昭和を飾ってきた4つのビルが統合されてできたのがソラスタだと知りました。地主とかテナントとか、利害にひしめきあう全員が一度に決めないといけないわけで、いやぁ、どれだけのドラマがあったかなぁ。

追加:画像

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