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執筆者の写真Yoshimi Towle

冊子とともに春がきた

年末から年明けにかけてのバタバタが、2月の半ばに収束したと思ったら、なんか気分がガラリと変わって抜け殻のようにやる気が出ない日々を過ごしています。もう3月とは。。どうして年明けから3月ってこうも速いんでしょ。


年末からページものをいくつか抱えていて、そのうちの一冊が今日無事手元に届いた。様々な事情で色校なしでいきなり入稿、デザイナーの命を削るギャンブルといっても過言でなく。仕様が複雑で(予算のこともあり)表紙に銀箔、遊び紙にトレペ、カバーにPP、164Pもある中面の紙は使ったことのない紙だったのも心配だったけれど、印刷が綺麗にアップしていたので、心底ほっとしてやっと春が来たような気分だ。


これらは仕様を関係者に伝え、見積を通すためのモック。




こちらが実物(動画)




本書の発行元は「公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京」で、東京アートポイント計画*の一環として、TERATOTERAの10年間の活動記録をまとめたものである。


*東京アートポイント計画は、地域・市民が参画するアートプロジェクトを通じて、東京の多様な魅力を創造・発信することを目指し、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が展開している事業です。街なかにあるさまざまな地域資源を結ぶアートプロジェクトを、アーティストと市民が協働して実施・展開することで、継続的な活動を可能にするプラットフォームを形成し、地域社会の担い手となるNPOを育成します。

https://www.artscouncil-tokyo.jp/

(本読より引用)


TERATOTERA事務局のみなさんとはこれまでも何度もお仕事させてもらって、毎度思うけど、事務局長の高村さん、森さん、ディレクターの小川さん、みなさん本当に賢くて思いやりと気遣いにあふれ、なによりアートを愛するスタッフたち。一緒に仕事をするのが楽しい。おかげで度重なる修正も心理的に楽にのりこえられた。

そして編集長は元朝日新聞の記者である西岡さんだ。これほど言葉を知っている人を私は他に知らない。さすが!!と何度思ったことか。なんせ何十人もの寄稿で成立しているため表記の統一が困難を極めたのと、記録データの検証や画像データを掘り出す作業は編集側も苦労されたと思う。


関係者の皆様にあらためて感謝しつつ、私も春を謳歌しようと思う。(へっくしょい

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