アトリエANZは画家の蟹江杏さんの事務所で、数年前から沢山お仕事をいただいている。杏さんの個展を始め、さまざまな団体や企業が杏さんの絵を使ったプロダクトやPRポスターの制作が主です。
こちらはつい最近リリースとなった茨城県の農産物ポスター
そしてこちらは杏さんが理事を務める「3.11こども文庫」がこの春立ち上げた、恵まれない子どもたちを支援する「シュピリ育英基金」のフライヤー。現在、こども文庫のHPリニューアルを担当していて、夏までにはローンチできそう。
そしてこの春、新潟のワイナリー「Fermier(フェルミエ)」から発売された赤ワイン3種。
杏さんの絵をみてデザインに悩むことはほとんどない。絵が素敵でむしろデザインはどうやってもキマるし、配色もフォント選びもいつもとても楽しい。杏さんは細かいことは言わない、その尽きない創造力はパワフルというしかなく、いつも驚かされる。
去年は足立の事務所へ打ち合わせがてらはじめてお邪魔して、スタッフの皆さんと沢山おしゃべりした。やっぱり顔をあわせて、仕事とは関係のない雑談を交わすのは大事だし、仕事が楽しくなるし、相手を知ることがモチベーションにつながるものだよねと。教室でもときどきお伝えしてる。デザイナーはコミュニケーターでなけりゃダメだと(私は)思う。
3/14(日)午後10:00~10:49 に杏さんが理事を務めるこども文庫の活動が放送されます。
NHK BSドキュメンタリー番組
震災当時「福島の未来」を描いた当時小学校3年生の児童たち。 全国で巡回展をし、感動をもたらせたその作品たち。 2011年に、それぞれにその絵を返却する「約束」を果たす10年目の日までを、蟹江杏と福島の子どもたちのつながりを、昨年から一年以上の密着取材してできあがった番組です。
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